あなたは名刺を作るときに、厚さを気にしていますか?
多くの人はデザインや情報にはこだわっても、厚さについてはあまり考えたことがないかもしれません。
しかし、名刺では厚さもぜひこだわりたいポイントです。
本記事では、名刺の厚さを選ぶ際の注意点や、用途と予算に応じた最適な選択について詳しく解説します。
お気に入りの名刺を作成するためにも、厚さを意識してみましょう。
紙の厚さを示す単位
名刺に使う用紙の厚さを計るときは、以下のような単位を使います。
連量(kg)
名刺用紙の厚さを表す代表的な単位の一つが「連量」です。
連量は、用紙の重さを測る単位で、通常は1,000枚の用紙の重さ(kg)を指します。
連量が大きいほど用紙は厚く、しっかりとした感触になります。
名刺によく使われる用紙の連量は、180kgから220kg程度です。
坪量g/m2
もう一つの単位が「坪量」です。
坪量は、用紙1平方メートルあたりの重さ(g/m²)を表します。
坪量が大きいほど、用紙は厚くてしっかりとしたものになります。
名刺に適した坪量は通常、200g/m²から300g/m²の範囲です。

名刺の厚さの基本
前述したように名刺に使う紙の厚さの単位は、通常kgやg/m²で表記されますが、専門的な話は抜きにしてここではわかりやすくmm(ミリメートル)で説明します。
名刺の一般的な厚さ
一般的な名刺の厚さとして、0.2mm程度のものが多く使われています。
0.15mm以下であれば薄く感じ、0.3mm以上となるとしっかりしている名刺と感じます。
名刺の厚さの種類
名刺は以下の4つの厚さで区別されています。
| 厚さの種類 | 厚さ(㎜) |
|---|---|
| 薄口 | 約0.19mm以下 |
| 中厚口 | 約0.20mm~0.24mm |
| 厚口 | 約0.25mm~0.29mm |
| 特厚 | 約0.30mm以上 |
薄口の名刺は、名刺作成のコストを抑えたい場合や、イベントなどで多くの名刺を配布するシーンに向いています。
中厚口や厚口は、薄口と比べてしっかりしています。一般的な名刺をイメージしてもらえればと思います。
特厚と呼ばれる0.30㎜以上となると、名刺としては高級感があり、印象に残りやすいものになります。
名刺の厚さの選び方
名刺の厚さを選ぶ際には、用途や予算、デザインなど様々な要素を考慮する必要があります。
ここでは、それぞれのポイントに沿った選び方を解説します。
用途に合わせた選び方
名刺をどのように使用したいかによって、名刺の厚さを選ぶ方法を考えましょう。
あまりにも薄い名刺は、すぐに折れ曲がってしまい、頼りない印象を与える可能性があります。
ビジネスシーンで使用する場合は、薄すぎる名刺は避け、中厚口から厚口(約0.20mm~0.29mm)を選ぶことをお勧めします。
一方、ビジネス以外の目的、例えば趣味や個人的な用途で使う名刺は、薄口(約0.19mm以下)でも十分かもしれません。
予算に合わせた選び方
名刺の厚さは、コストにも大きく影響します。
一般的に、厚い名刺ほど高価になる傾向があるので、予算に応じて厚さを選ぶことが重要です。
大量に名刺を作成する必要がある場合は、薄口や中厚口を選ぶことでコストを抑えられます。
一方、取引先や重要な顧客に渡す特別な名刺として、メインの名刺とは別に少量の特厚(約0.30mm以上)の名刺を用意しておくのもよいでしょう。
デザインに合わせた選び方
名刺のデザインも厚さの選択に影響します。
例えば、片面にカラー印刷を施す場合、厚めの名刺の方が安定感があり、仕上がりも美しくなります。
また、箔押しや浮き出しなどの加工を施す場合も、厚口や特厚の名刺が適しています。
一方、シンプルなデザインやモノクロ印刷の場合は、薄口や中厚口の名刺でも十分に高品質な仕上がりになります。
デザインと厚さのバランスを考えながら、最適な厚さを選びましょう。
まとめ
名刺の厚さについてご紹介しました。
まずは、どんな場面で使うのか、予算はどれくらいか、どんなデザインにしたいのか、そして自分の業種は何かを考えてみましょう。
厚めの名刺は高級感があって信頼できる印象を与えますが、薄めの名刺はコスト面に優れているという特徴があります。
どちらが自分に合っているか、じっくり考えてみてください。
実際に名刺を作る前に、いくつかのサンプルを見てみるのもおすすめです。紙の質感や印刷の仕上がりを自分の目で確かめられます。
また、複数の業者に相談してみるのも良いでしょう。それぞれの特徴を比べて、自分に合った名刺を見つけやすくなります。
結局のところ、自分が気に入った厚さの名刺を選ぶことが大切ですので、厚さも考慮しながら自分らしい名刺を作ってみてください。

